ここは隠れた名所?(室蘭・臨海小公園)
今月の初めに、ちゃんと訪ねてみたくて行ったら、
札幌ナンバーの車も、私の車の前にスッと止まり、
中から、カメラを持った男性が降りてきて、写真を撮っていました。
私が写真撮ってるから、それにつられてきてみたという感じではなく、
最初からここを目指してきた…という感じに見えました。
ふと、ここって、何かの名所かしら?と思いました。
公園の名前すらわからなかった私ですが、

「臨海小公園」って言うんですね。
樹に囲まれ、ちゃんとベンチもあって、中央には

「明治天皇御乗艦御聖蹟碑」があります。
実は、今月初めに行ったときは、曇りの夕方で、
とってきた写真も暗く、この文字もはっきりせず、何の碑だかわかりませんでした。
「ふるさと室蘭ガイドブック」を調べたら、
明治14年(1881年)9月4日、明治天皇が室蘭に行幸され、一泊された翌日、
波止場からお召し艦「迅鯨」にご乗船、一路対岸の森町へ向かわれました…云々と。
トキカラモイに桟橋ができ、札幌本道ができたのが、明治5年ですから、
その9年後のことだったんですね。
この年は、開拓使による北海道開拓10か年計画の最後の年で、
黒田清隆開拓長官が、北海道開拓事業の進行状況や、民情を見てもらうため、
明治天皇に北海道へ来ていただき、その時に室蘭に行幸されたと。
この碑は、当初は、白川商店の向かいに建立されていたのが、
道道拡張工事に伴い、ここに移設されたんですね。
一気に疑問が解け確認ができ、スッキリ。
確認に行った昨日の夕方は、とってもいいお天気だったので、
あたりの写真も撮ってみました。

夕日に照らされた船と、その船が海に写っている感じが、きれいでした。

工場群も、夕日を浴びて、金色に輝いていました。

こちらは、今月の初めに行ったとき、工場群をズームしてみました。
この公園、昼間だと、ついうっかり通り過ぎてしまう、小さな公園ですが、
夕日が、工場群や船を照らす時間帯や、
日没後、街路灯などの明かりが、海に映り込む時間帯に行くと、景色がきれいですね。
ここからの夜景も、うまく撮影できたら紹介したいです。
この後、白鳥大橋を渡って、本輪西のほうへ行ったら、
もう一つ、夕日に照らされたあるもの発見。
それは次の記事で紹介します。




にほんブログ村 にほんブログ村
スポンサーサイト